トマスの歴史総合:富増章成

日本史と世界史の近現代をはやめに勉強しましょう!

大学に入ったら哲学入門!(【PRあり】)

世界史、日本史、政治、経済、社会、文化、宗教など

あらゆるところに顔を出すのが哲学です。

 

逆に、哲学をやっておくと

世界史、日本史、政治、経済、社会、文化、宗教など

がぜんぶわかりやすくなります。

 

哲学とは生き方だけではなく

「概念分析」

という技法なので、

なんにでも使えるという便利な学問なわけです。

 

学研様からこちらの本を出させていただきました。

どうぞよろしくお願いします。

 

商品の説明(Amazonサイトより)

著者について(富増章成)

河合塾などの大手予備校で「日本史」「倫理」「現代社会」などを担当。
中央大学文学部哲学科卒業後、上智大学神学部に学んだ。
哲学や宗教などを初学者にもわかりやすく説明することに定評がある。

フジテレビ系列で放映された人気深夜番組『お厚いのがお好き?』で哲学監修を担当した。
また『超訳 哲学者図鑑(かんき出版)』『読破できない難解な本がわかる本(ダイヤモンド社)
『コウペンちゃんとおべんきょうする『幸福論』(KADOKAWA)』など哲学分野で様々なヒット著作多数。

 

 



日本史探求:弘仁格式の史料

『類聚三代格』

弘仁格式序          
 蓋し聞く、は懲粛を以て宗と為し、は勧誡を以て本となす。格は即ち時を量りて制を立て、式は即ち闕けたるを補ひ遺れるを拾う。律令は是れ政に従ふの本、格式は乃ち職を守るの要たり」

 

格式の説明になっています。

2023年度、早稲田大学(商)に出題されました。

 

ドル=ショック

第二次世界大戦後の国際通貨体制は、金ドル本位制でした(基軸通貨がドルというとこと)。

けれども、アメリカは、ベトナム戦争でお金を使いすぎました(北爆開始は1965年です)。

そこで、金がアメリカから流出し、金の保有量が減り、経済力が大きく停滞しました。

ニックソン大統領は金ドル本位制の停止を突然に発表しました(ドル=ショック

★1971年8月 金ドル本位制の停止を公表

★1972年2月 ニクソン訪中

 

西側諸国では、ドルと各国通貨の交換レートが需要と供給によって変動する変動相場制に移行します(ブレトン=ウッズ体制の終わり)。

★日本でも、田中角栄内閣のとき、1973年に変動相場制に移行しました。

ゴロ:波(73)の変動相場制

 

このあと、日本では円高が進みます。

 

ドル=ショック後も、ドルは基軸通貨でしたが、資本主義経済は、アメリカ・西ヨーロッパ・日本の三極構造となっていきました。

 

 

 

 

 

歴史総合:リーマンショック

2001年、アメリカ合衆国で、低金利政策がとられました。

すると、住宅への投資が活発化して住宅価格が上昇しました。

2004年頃からは低所得者層向けの住宅融資(サブプライムローンの供給が拡大します。

ヨーロッパの銀行もサブプライムローンの供給に参加しました。

この背景には、グローバル化があったわけです。

ところが、住宅価格は下落に転じて、銀行は機器に陥りました。

2008年、大手融資銀行リーマン=ブラザーズが破綻

これをリーマン・ショックと言います。

これは世界恐慌(1929)以来の経済危機でした。

(参照:山川・歴総707)