富増章成 受験の日本史

授業の補足、自宅学習の人もがんばってね。

教科書に載っていればなんでも出すの法則

最近はいいんだかわるいんだか

教科書に載ってれば、何でも出してきますね。

 

「過去に出たから出す」

というより、

「教科書に載っていれば出す」

です。

 

まあ、同じようなことですが、

ちょっと違うのは、

いままで出さなかったようなことを

教科書からほじくってきます

(特に早慶大)。

 

例えば、

慶応文学部(2020年度)ですが、

 

難しそうな史料が出てます。

これはまあ、気にしなくていいでしょう

(未見史料だから、その場で読めばいいだけ)。

 

内容を見ると、金本位制停止がどうこうと

書いてあるから、

1931年頃の話だなぁとわかるのです

(わからない人は、授業のプリント年表見てね)。

 

問1で「本史料」はいつの米価変動を説明しているか聞いています。

 

「日支衝突」に下線が引いてあって、問2、「下線が発生した地名を記しなさい」だって。

 

1931年だから、満州事変だなと思って、答え「柳条湖」と書くわけです。

これは、普通の問題なのです(そのうち授業でもやります)。

 

ところが、これは柳条湖事件の話だから、今までの問題だったら、問1は1931年って答えればいいのですが…

 

なんと

年(西暦)月」を記せ 

って書いてあるのです!

 

「□年◯月まで覚えるのか!」

という話ですね。

 

明治大学もこういうことを問うようになりましたね。

 

ちなみに、なぜ柳条湖事件の年月を問いているかというと

 

教科書のP345に

1931(昭和6)年9月

って書いてあるからです。

 

つまり、とてつもなく大きい事件は月を聞いてくることがあるということでしょう(いつも出題されるわけではありません)。

 

まずは、授業でのプリント年表の年代は暗記してね。

 

あと、問3、吉宗様の米取引(延べ取引)の話が出てます

先物取引のことです。だから堂島米市場(大坂堂島米市)でしょう

(プリント年表みてね)。

 

問5 秘密結社桜会が出てますね。

 

 

秘密結社が出るとテンション上がりますねー!

 

あと、問6 時局匡救事業を書けも普通に出ます

(年表見てね。教科書だとP349、一問一答にものってるよ)。

 

あと、問7の論述ですが、

本史料の作成年とその前年に農家は困窮を極めた。その理由を作況・米価・労働者移動の観点から100字で述べなさい」とあります。

 

難しいと思うでしょう?

 

いや、そうですけど、前年だから1930年

で、教科書のP344を見るわけ。

そうすると

 

本史料の作成年とその前年

 

と同じことが書いてあるのです。

 

作況と米価…方策のため米価が押し下げられて「豊作貧乏」となり、翌1931年には一転して東北・北海道が大凶作に見舞われた。

労働者移動…年の失業者が帰農したため、東北地方を中心に農家の困窮は著しく(農業恐慌)…。

 

ここを写して、うまいことまとめればいいのです。

 

論述問題は、教科書のフレーズを書くのです。

赤本の答えと教科書を照らし合わせてみてね。