トマスの歴史総合:富増章成

日本史と世界史の近現代をはやめに勉強しましょう!

受領の時期を確認しよう!

Kさん

 国司に委任するのは、やりたくてやっているのではなくて、しょうがないからやってるという感じです。

 

班田収授もできなくなり、租・調・庸もとれなくなってきました。

しかたがないから、9世紀末〜10世紀前半に国司の交替制度をととのえて、最上席者(守)にまかせました。

これが受領ですが、一定額を国家に納めるので、税収は確保されます(受領の取り分も増える)。

 

受領がいるほうがリスクは低いわけです。

もちろん、吸い取られる農民はキツイです。

 

大変だにゃー