Kさん
金座は、小判をつくります。
金貨の鋳造・鑑定・封印を行うところです。
初め大判・小判の両座をのことを意味していましたが、小判座のことを金座と呼ぶようになりました(大判は大判座がつくる)。
小判座は代々の後藤庄三郎光次が管轄しました。
現在の日本銀行は、その跡地に建っています。
銀座は、銀貨鋳造所です。
堺町人湯浅(大黒屋)常是(じょうぜ)の子孫大黒屋が炉が管理しして、銀貨を鋳造・検査・封印をしました。
伏見にありましたが、江戸・京都・大坂・長崎に設置されて、最後は江戸に統一されました。
現在は銀座1丁目から
3丁目にあたります(これは試験には出ないうんちく)。
Iさん
寺院法度は、別々に有力寺院ごとに発布しました。
それぞれ、内容が違うから、いきなり全部を同じにするのは大変だから。
1665年、共通な法度を公布しました。試験ではこれを諸宗寺院法度といいます。
内容は本山・末寺関係をしっかりすること、僧侶の階級厳守すること、寺領売買の禁止などです(内容はあんまり試験に出ませんが)。
試験的には、
寺院法度は、諸宗諸本山法度ともいう。
主に1615年あたりで出ていいる。
諸宗寺院法度は、1665年(ここ大事、年表見てね)。
これが逆転して正誤問題になります。
あと、そもそも本山と末寺がよくわからないという感じがしますね。
本山はいろんな宗派があって、その下に寺があります。
たとえば、試験には出ませんが、
というふうに別れています。
入試では、用語集のP158
くらいで大丈夫でしょう。