授業を受けたら、さらに教科書の細かいところを覚えましょう。
また、教科書は文脈のフレーズがそのまんま入試にでるので、何度も読んでおくと、選択、記述、論述、正誤問題など全部に使えます。
例
P174
さらに1613年に公家衆法度を出した。
早慶だと公家衆法度の欄外の説明まで出してくるでしょう。
今まで、出題されなかったことが突然出る時代になりました。
過去に何回出たとか、もう関係なくなってしまいました(残念だー)。
は、やりましたね。
欄外に公家から2人選ばれたって書いてます。
P175
朝廷に残されていた権能(官位制度・改元・改暦)も幕府の承諾を必要
…幕末まで維持された
こういった、フレーズが正誤問題で出題された場合、誤り選択肢で使われることがあります。
朝廷に残されていた権能(官位制度・改元・改暦)も幕府の承諾がいらなくなった(誤文)
…幕末まで維持されなかった(誤文)
というように
信じられないような誤り選択肢をつくってきます。
それで、問題が解けないわけです。
でも、秘密を知ればカンタン。
教科書のフレーズと同じことが出れば「正しい」
教科書のフレーズと違うことが出れば「誤り」です。
このシンプルな事実を知っておくだけで、
急に点が取れるようになります
(逆に、よけいなことをしていると、できるようになりませんから注意)。
教科書を読むために、授業や参考書があるわけです。
これが真実かどうかは、自分の目で確かめましょう。
早稲田がいちばんわかりやすいのですが、
正誤問題の「誤文」の解説を読みます。
それを教科書のフレーズと照らし合わせます。
「そこが出ているのか!」
とびっくりするでしょう。
まあ、いきなり教科書の細かいところを読むのは大変なので、授業でカンタンな説明を聞いて、マンガ読んで、ある程度頭に入ったら、教科書を追加していきましょう。
☆過去に一度も出てないから、今後も出ないという説は、もう古いので、ギリギリまで、できるかぎり目を通すという方法に変えていきましょう。
いやー、昔は、出ないのは絶対でなかったんですけど。
残念だ…。