K大学(ho学部)2021…用語集から出るからありがたい
最近は、難問といっても、山川の用語集から出してくれるから
本当に良心的な問題が多くなりました。
10年以上前は、教科書、用語集、図表、参考書などの
どこにも書かれていないことが出題されていたのです。
今は、対策が立てやすいので、本当に受験指導も楽になりました。
まあ、暗記するのは大変ですが、
だいたい出る傾向は決まっているので
当てやすいと思います。
まず、普通に出る用語を山川の教科書レベルで覚えます。
次に、余力があったら、山川の用語集を調べます。
すると、一歩踏み込んだ解説が書いてあります。
そこが、次に出るところです。
たとえば、
赤染衛門といえば、『栄華物語』ですが、ふつうはこれが答えです。
ここで、設問がエンドとなります。
ところが
難関大は、山川出版社の『日本史B用語集』に一歩踏み込むようになってきました。
『栄華(花)物語』
山川の用語集P63
宇多天皇より堀河天皇まで約200年の編年体の歴史物語。藤原道長の栄華の賛美に終わり、批判精神に乏しい。作者は赤染衛門ともいわれる。
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これが、選択肢ありの空欄問題の答えでした。
赤染衛門『栄華物語』
と暗記していても足りないという例です。
「K大学、全然知らないことが出るなぁ」
と疑問に思っている人は、用語集の説明のところ(索引にはのってないよ!)をじっくり見てね。
赤本と照らし合わせてみてね。
たちまち、疑問が解決しますよ
(あんまり余計なことやんなくてもいいんですよ。今は…)。