山川の教科書の下の方に書いてあることで、
知らないのがあったら、年表とかにメモしましょう。
P178〜179
鎖国政策
「…その理由の第一は、キリスト教の禁教政策にある。
理由の第二は、幕府が貿易の利益を独占するためで、貿易に関係している西国の大名が富強になることを恐れて、貿易を幕府の統制下におこうとした」
P225
【欄外(脚注)】
「イタリア人宣教師シドッチは、1708(宝永5)年にキリスト教布教のため屋久島に潜入…、江戸小石川のキリシタン屋敷に幽閉されて、5年後に死んだ。白石は、その尋問で得た知識をもとに『采覧異言』と『西洋紀聞』を著した」
P262
「…五箇条の誓文公布の翌日、全国の民衆に向けて五榜の掲示を掲げた。それは君臣・父子・夫婦間の儒教的道徳を説き、徒党・強訴やキリスト教を改めて厳禁するなど、旧幕府の対民衆政策をそのまま引き継いでいた」
P271
「キリスト教に対しては、新政府は旧幕府同様の禁教政策を継続し、長崎の浦上や五島列島の隠れキリシタンが迫害を受けた。しかし、列国の強い抗議を受け、1873(明治6)年、ようやくキリスト教禁止の高札が撤廃され、キリスト教は黙認された」
【欄外(脚注)】
「浦上のキリシタンは、…大浦天主堂(→口絵24)…フランス人宣教師に信仰を告白…。しかし、新政府は…各藩に配流した(浦上信徒弾圧事件)」
P290
【欄外(脚注)】
P310
「クラークやジェーンズらの外国人教師…青年知識人のあいだにキリスト教信仰が広がり、内村鑑三・海老名弾正・新渡戸稲造らはのちにキリスト教や…。キリスト教会は布教のかたわら、人道主義の立場から教育・福祉活動や廃娼運動などに…圧迫を受けるようになった」
★ジェーンズの熊本洋学校もよく出ます。
★カトリック(旧教)…南蛮人(ポルトガル、スペイン、イタリア)
プロテスタント(新教)…紅毛人(オランダ、イギリス)
明治のプロテスタント宣教師も復習しておきましょう。