●山川教科書フレーズ
「摂関時代の仏教は、天台・真言の2宗が圧倒的な勢力をもち、祈禱(加持祈禱)
を通じて現世利益を求める貴族と強く結びついた。その一方で神仏習合も進み、佛と日本固有の神々とを強く結びつける本地垂迹説も生まれた」
本地垂迹説(ほんじすいじゃくせつ)はすごく出ます。
わかりやすく言えば、仏が神に変身してきます。
神を主として仏を従(神主仏従)
本地垂迹説と反本地垂迹説は正誤問題になりやすいから注意しましょう。
あと
怨霊→御霊会
出ます。
早良親王を復習しましょう。
●教科書フレーズ
「現他利益を求める様々な信仰と並んで、 浄土教も流行してきた。浄土教は、阿弥陀仏を信仰し、来世において極楽浄土に往生し、そこで悟りを得て苦がなくなることを願う教えで、中国から伝わったものである」
(938年)空也
(985年)源信『往生要集』
☆順番が出るので注意しましょう。
ちなみに、空也上人像は、鎌倉文化です。あの口から仏様が6体出ている像が、国風文化のときにできたわけではありません。
たいてい、国風文化のところにあの像の写真が載っているので間違いやすいから注意しましょう。
●教科書フレーズ
「浄土教は、貴族をはじめ庶民のあいだにも広まった」
「この信仰は末法思想によっていっそう強められた」
「盗賊や乱闘 が多くなり、災厄がしきりにおこった世情が、仏教の説く末法の世の姿によく当てはまると考えられ、来世で救われたいという願望をいっ そう高めたのである」
ちなみに、1051年は前九年合戦
☆ゴロ:1051(オー来い前九年)
末法第一年は、1052年
☆ゴロ」1052(お骨=おこツー)
末法第一年と前九年合戦がかぶっているので、予言的中みたいな感じです。
大学に入ったら、私の書きました『眠れないほど面白い地獄の世界』(三笠書房・おお様文庫)を読んでください。よろしくおねがいします。
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「あとはあなたが決めることよ」