トマスワンニャン:富増章成

歴史と思想をくっつけるとちょっと便利

慶応大の経済学部(つづき)

そうだ、書き忘れた。

 

慶応大の経済学部では、グラフが出て、年代が書いてないのが特徴です。

年代が書いてないグラフだからこそ、

 

年代暗記が必要です。

 

まず選択肢を見ます。

 

造船奨励法、航海奨励法 1896年(丸暗記)

満鉄鞍山製鉄所 1918年(丸暗記)

ロンドン海軍軍縮会議 1930年(丸暗記)

 

寺内正毅 米騒動 1918年(丸暗記)

原敬 戦後恐慌 1920年(丸暗記)

 

グラフが10年区切りなので、米の値段の上がっているところを米騒動かなと思って、2と3に鞍山製鉄所とロンドン海軍軍縮条約を振り分けます。

 

普通は、造船奨励法、航海奨励法の年代を暗記していないと思います。

さらに、

「20世紀前半の」という限定も、早稲田にもある引っかけパターンです(読み飛ばしてしまうことが多いから)。

造船奨励法が1896年なので、0になります。

 

これは、過去問を見ても同じで、

年代を暗記していないと、考えるだけではけっこうやばい感じがします。

 

あと、近現代の年表の空欄問題も年代を暗記していないとキツいです。

 

理解したらできるという話ですが、

それはそれで正しいのです。

 

ただ

年代を暗記する方が徹底的に楽だ

ということです。

 

ぜひ、慶応大学経済学部のグラフ問題をさかのぼってやってください。

考えるとストレスが半端ないです。

年代丸暗記だと、ストレスが軽減します。