Tくん
モチベを上げるには、
「現代史から過去を振り返る」
ことで、将来、日本史がビジネスに使える
と思うとよいです。
つまり、山川の教科書を「受験用だ」と読むのではなく、
「将来を生き抜く知恵の宝庫だ」と思うのです
(会社面接とか、上司との話でのうんちくとかいろいろ使える)。
「一生使う知識だ」と自分に言い聞かせます。
それには、近現代から逆に時代を遡るとよいでしょう。
たとえば、今日の「日本経済新聞」に、核兵器の記事が載っていました。
「ロシアによるウクライナ侵攻で核兵器の使用が現実性を帯びるなか‥
核兵器の開発や使用などを全面的に禁止する核兵器禁止条約の初の締約国会議が開幕した」
で、山川の教科書を見ます(急に教科書‥)。
P391
「佐藤内閣は、「(核兵器を)もたず、つくらず、もち込ませず」の非核三原則を掲げ‥」
P386
「朝鮮戦争の休戦後も米・ソは原爆から水爆へ、さらに核兵器を遠方に撃ち込む大陸間弾道ミサイル (ICBM)へと、とめどない軍備拡大競争にのめり込んだ」
「つづいて部分的核実験禁止条約(1963年)、核兵器拡散防止条約 (1968年)が調印されるなど,核軍縮交渉が始まった」
などを読みます。
なんか使えそうだし、印象に残ります。
それから、今度は、兵器の話から、兵器の歴史をさかのぼってみます。
P365
細菌兵器
P355
兵器の生産高は、1936(昭利11)年から1941(昭和16)年にかけて6.4倍、1941(昭和16)年から1944(昭和19)年にかけて3.0倍となった。
(↑早慶とかこういうのいかにも出しそう)
さらにさかのぼります。
P319
‥1914(大正3)年、外国製の軍艦や兵器の輸入をめぐる海軍高官の汚職事件(シ(ジ)ーメンス事件)‥
P295
日露戦争は、機関銃や速射砲のような新兵器の登場によって、本格的な近代戦・物量戦となったため、兵器・弾薬・兵士などの補給が日本の限界に達した。
めちゃめちゃさかのぼって、元寇
P107
元は高麗の軍勢もあわせた約3万の兵で、 1274(文永11)年、対馬・壱岐を攻め、大挙して九州北部の博多湾に上陸した。
幕府は,九州地方に所領をもつ御家人を動員して、これを迎え撃ったが、元軍の集団戦やすぐれた兵器に対し一騎打ち戦を主とする日本軍は苦戦におちいった。
こんな感じで、
「新聞記事を読む」
↓
「教科書をテーマでさかのぼる」
をやってみると、受験勉強の感覚がなくなるので、心がすんなりと情報を受け入れてくれるようになります。
スマホで「SmartNews」、「日経電子版(無料)」とかを入れておけばいいと思います。
「SmartNews」は国際・経済・国内・政治を前の方に置きます、他はカットします(まあ、アニメも入れてもいいですが)。