トマスワンニャン:富増章成

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稲荷山古墳出土の鉄剣  史料

(表面)辛亥の年(471)七月中記す。乎獲居の巨。上祖、名は意富比垝、其の児、多加利の足尼、其の児、名は弖已加利獲居、其の児、名は多加披次獲居、其の児、名は多沙鬼獲居…(裏面)其の児、名は加差披余、其の児、名は乎獲居(オワケ)の臣。世々杖刀人の首と為り、奉事し来たり今に至る。獲加多支鹵大王の寺、斯鬼(しき)の宮に在る時、吾天下を左治し、此の百練の利刀を作らしめ、吾が奉事の根源を記す也