トマスワンニャン:富増章成

歴史や思想を知っておくと便利です

2023-09-15から1日間の記事一覧

教科書P208が気になってしょうがない

〇〇世紀を ずらしてくる という問題が多いですね。 年代がズバッと決まっていれば、それを暗記しておけばいいんですが、なんかモヤモヤしたのあります。 山川教科書のP208に注意 17世紀前半 菱垣廻船 17世紀後半 東廻り海運、西廻り海運 18世紀前半 樽廻船 …

薩摩藩の密貿易がすごい!

山川教科書P242 幕府は長崎を窓口にして、清国との俵物貿易を独占していた。これに対し薩摩藩は、松前から俵物を積み出して長崎に向かう途中の船から俵物を買い上げ、これを琉球王国を通して清国に売る密貿易をおこなって利益を上げた。そこにも、幕府支配の…

グラヴァー(グラバー)は秘密結社員?

山川教科書P242 …ついで島津忠義(ただよし)はイギリス人技師の指導で紡績工場を建設し、 この間、長崎の外国人商人グラヴァーらから洋式武器を購入して、軍事 カの強化もはかった。 ★グラヴァー(グラバー)邸宅に、秘密結社フリーメイソンのロゴが残って…

教科書の誰も読まん(?)重要なところ

山川教科書P241 天保の飢饉…北関東の常陸・下野両国の人口は、享保年間(1716~36年) に比べ、19世紀半ばには約30%減少し、田畑が荒廃する現象もみられた。 逆に生産力の高まった周防や薩摩では、人口が約60%も増加する地域もあった。 ★長州藩や薩摩藩が台…

天保の改革で物価が下らなかった理由

山川教科書P240 生産地から上方市場に商品が届く前に、下関や瀬戸内海のほかの場所で内海船(うつみぶね)(尾州廻船)などにより商品が売買されてしまうことがあった。 商品流通の基本ルートがこわされ、機能しなくなり始めていたのである。そのため10年後…

教科書の誰も読まんところ(?)

山川出版社「詳説日本史B} 盲点的なところを読み直そう! P237 11代将軍徳川家斉は、松平定信が老中を辞任したのち、文化・文政期を中心に、1837(天保8)年に将軍職を徳川家慶にゆずったあとも、大御所として実権を握り続けた(大御所政治)。 約50年間の家…

三方領知替え

山川教科書P240 三方領知替え 川越藩が豊かな庄内藩(山形県)へ 庄内藩が越後長岡藩へ 越後長岡藩が川越藩へ ★ゴロリズム:カワいい、小(しょう)イチゴ長くハムハム ・三方領知替えの目的は、相模の海岸防備を担わせていた川越藩の財政を援助するためです…

天保の改革の倹約令がすごすぎる!

山川出版社 詳説日本史B P239 …まず将軍・大奥も含めた断固たる倹約令を出して、ぜいたく品や華美な衣服を禁じ、庶民の風俗もまたきびしく取り締まった。 注)高価な菓子・料理なども禁じたほか、江戸に211軒あった寄席を15軒に減らし、歌舞伎(三座)を浅草…