トマスワンニャン:富増章成

歴史や思想を知っておくと便利です

高度経済成長がなつかしい(2)

山川「詳説日本史B」教科書

P394 のグラフをよくみておいてね。

青いラインの、神武景気岩戸景気オリンピック景気いざなぎ景気、列島改造ブームの順番並べ替えがよく出ますね。

 

P395

■…生産性向上運動が展開された。先進技術の導入は、直接的な生産過程に関わるものばかりではなく、品質管理労務管理、さらには流通・販売の分野までにおよんだ。

 

★試験には出ない話です

自分が小さかったころ、日本製のシャープ・ペンシルというのを見ました。びっくりしましたねー。ボタンを押すと芯が出てくるじゃないですか!

高くて、お小遣いでは、まだ買えませんでした

↑シャーペンのことを言っているんです

(ちなみに、大正時代にシャープの前身の会社がシャーペンを作っていたらしい。でも、国内生産は、1960年からなのです)。

1960年とは、高度経済成長の時代です。

 

さて、試験に出るところは、

P395

終身雇用・年功賃金年功序列型賃金ともいう)・労使協調(労資ではない)を特徴とする、日本的経営が確立した。

 

こうして、日本の製品は低コスト・高品質になっていったのです

(今の中国の製品がどんどんよくなっているので、歴史の知識が未来予測として役立つかもしれません)。

(つづく)