トマスワンニャン:富増章成

歴史や思想を知っておくと便利です

カバネに注意

山川教科書(日B309)

P33

大王は彼らに姓(カバネ)を与えた。

 

下の注釈をよく読んでおきましょう。

カバネとしては、地名を氏の名とした近畿の葛城(かずらぎ)・平群(へぐり)・蘇我などの有力豪族に臣(おみ)職掌を氏の名とした大伴・物部などの有力豪族に連(むらじ)、有力地方豪族に、地方豪族に直(あたい)を与えた。カバネの実例としては、6世紀頃の島根県の岡田山1号墳出土太刀の銘文にみられる(額田部臣)が古いとされる(写真あり)。