早稲田大(法)に
藤原時平らが類聚三代格を編纂した(誤り)
という誤文問題が出ています。
これが誤りだとは、確信が得られないと思います。
これは、単に山川用語集から出しているだけです。
ただ、出し方が難しすぎるのだと思います。
山川用語集では、
11世紀頃に、弘仁・貞観・延喜格式の三代格を内容に従って分類修正
と説明してあります。
つまり、この選択肢は、おそらく類聚三代格がいつごろできたのかを問うものなのでしょう。
11世紀頃と言えば、道長が1016(ヒーロー)年の時期なので、時平は違うんじゃないかということです。
受験生の立場から、手元にある確実な教材は、教科書と用語集(いろんな教科書と集めたもの)から出題しないということは、今の時代(6年位まえから)、コンプライアンスに引っかかります。
紀友則『古今和歌集』、藤原時平・菅原道真『日本三代実録』という組み合わせを知っていて、逆消去(正しいものを消去する)という方法もあります。
赤本をはやく見たほうがいいですね(解くわけではなくて、見るだけ)。
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