1931(昭和6)年12月に成立した犬養毅内閣の蔵相高橋是清は、金輸出再禁止をしました(管理通貨制度に移行しました)。
恐慌下で産業合理化を進めていたいろんな産業は、
円相場の大幅な下落(円安)
で、輸出を飛躍的にのばしました。
特に、綿織物の輸出がすごくって
日本はイギリスにかわって
世界第一位になりました。
イギリスなど列強は、円安で日本が自分たちの植民地に輸出拡大を国ぐるみで投げ売り(ソーシャル=ダンピング)していると批判しました。
輸出の躍進に加えて、赤字国債の発行で、軍事費などを財政膨張政策をしたので産業界は活気づき、なんと1933(昭和8)年頃には、
日本は他の資本主義諸国に先んじて、恐慌以前の世界水準を回復しました。
★膨張は空欄の答えになるので、注意しましょう。
試験に出るニャン(ΦωΦ)
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