前回の共通テストでは、「歴史へのアプローチ」
山川教科書 P416が出たわけですが、
(いやー、絵がそのまま文章になっていたのもスゴかったですね)
要するに教科書の誰も読まんところから試験に出すという傾向が強くなってきているので、参考書もいいんですが、山川の教科書(日B309)は必須となります。
すでに、一遍上人絵伝(P154)についても、絵が共通テストに出ているので、まだまだ、盲点がありそうですね。
教科書の最初の方に(P4〜)、大仏の話が載っているのですが、「知識」が思いっきり書いてありますね。
…知識は結束した仏教信徒…
とあります。
まあ、30年くらい前からよく入試に出てました。
共通テストといえども、理解だけでは解けないので、年代と時期、地図、系図など細かい私大的な情報を土台として解くことになります。
一番良くないのは、教科書に思いっきり書いてあるのに、参考書・問題集ばかりをやってしまって、そこを見落としてしまうことです。
これでは、教科書一本に絞り込んでいるエコな受験生に負けてしまうので、あんまり手広くやらないほうがいいのです。
以下の3つで必ず合格点がとれます。
①山川の教科書(日B309 )
②できれば、山川の用語集を追加
③赤本(過去問)←これが絶対です!
★山川の「日本史図録」は趣味的に使う(カラーできれいだから)。
ただ、教科書って難しいんですよね。重要なことが、注釈、写真のキャプション、史料のなかにギュッと詰め込んであるんですよね。
そこで、先に、授業を受けて、大きな流れをつかんでおくか、参考書を読んで大きな流れをつかんでおくかをしておくといいでしょう。
教科書をわかりやすく解説しているのはこれです
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富増章成(とます・あきなり)
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