トマスワンニャン:富増章成

歴史や思想を知っておくと便利です

難関大の正誤問題はどこから出している?

早稲田大学の文化構想学部(2017)に

官道の問題が出てます。

ぜひ、赤本を借りて、ちらっと見てください。

すごいですよ。

5mとか10mとか、直線とか曲がっているとか、規格があるとかないとか…。

 

「こんなもん、どうやったらわかるんだ!?」

と思うでしょう?

 

そこで、

山川教科書(日B309)のP47

を見ます。

 

東海・東山・北陸・山陰・山陽・南悔• 西海の七道の駅路が推定される各地では、一定規格の道幅(12・ 9 ・ 6 m)で,側溝(そっこう)をもって平地部を直線的にのびる古代の官道の追跡が発見さ れている。

 

と書いてあります。

 

「一定規格の道幅(12・ 9 ・ 6 m)、直線的」

って言いながら、もう1度、問題を読んでみてください。

瞬間的に答えはわかりますよ。意味はよくわかないかもしれんけど…(笑

 

赤本と教科書を照らし合わせて、それでも、答えが見つからない時は、「山川用語集」を調べましょう。どこかに載っています。

 

まあ、難関大で1割程度は用語集から出ます。

用語集は辞書のように使いましょう(赤本を調べてチェックします)。

 

まずは、教科書の本文、欄外、図の下の説明、地図、系図、コラム、「歴史へのアプローチ」を読みながら、赤本と見比べてみましょう。