山川出版社「日本史探求」P271
表紙オレンジ版P324
民本主義のところを読んでおきましょう。
注釈に「吉野は普通選挙制にもとづく政党内閣が、下層階級の経済的不平等を是正すべきであると論じた」とあります。
できれば、史料も読んでおきましょう。
前半も重要ですが、後半も重要ですね(まあ、全部ですが…)
「…此言葉は今日の政治法律等の学問上に於ては、少くとも二つの異った意味に用ひられて居るやうに思ふ。一つは「国家の主権は法理上人民に在り」といふ意味に、又も一つは「国家の主権の活動の基本的の目標は政治上人民に在るべし」といふ意味に用ひらる。この第二の意味に用ひらるゝ時に、我々は之を民本主義と訳するのである」(『中央公論』)
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中央公論もよく出ますね。
主権を守るニャン