トマスワンニャン:富増章成

歴史や思想を知っておくと便利です

縄文時代の石鏃とかいろいろ

山川教科書(日B309)のP13

上の方に

縄文時代の道具」

という写真が載っています。

 

①②石鏃、③石匙(せきひ)

あと、

④に打製石器とあります。

 

つまり、縄文時代打製石器があるということですね。

★正誤問題に注意(「まったくなかった」とかは誤り選択肢です)。

 

鹿の骨でつくった釣針と銛

(いやー、石で作ったとか誤り選択肢でるねー!)

 

⑧石皿とすり石

★すり石が盲点となります。

 

難関大になりますと、写真や図の下のキャプション(説明)から出題します。

 

たとえば、貝塚の図が載っていますが、

その下の説明に

馬蹄形、約33軒の住居跡

 

共通テストでは意味が出ます。

なぜ馬蹄形なのでしょうか。

 

説明

「住居跡のない中央の広場は、祭りや会議の場所であったのだろう。このような集落構成をみると、共同体としての規律の存在がうかがわれる」

 

共同体ですよ。

共同体。もう、社会学的に超重要な用語なのです。

 

同じく、日B309のP13 本文に

 

土掘り用の打製石斧(石鍬)

とありますね。

 

海面が上昇する海進(かいしん)の結果

(縄文海進)

 

丸木舟伊豆大島や南の八丈島にまで縄文時代の遺跡

(正誤問題だと、田舟[弥生時代]で誤りってやつね)。

 

住居の中央の

は出すぎでしょう。

(だいたい、正誤問題だとカマドになっていて誤り。ちなみにカマドは古墳の時代ね)。

 

まあ、とにかく教科書と微妙に違う選択肢を作ってくるので、まぎらわしいですね。

よーく読んでおきましょう。

 

めんどうだにゃーん!

寝るにゃん…。

 

富増章成(とます・あきなり)

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