トマスワンニャン:富増章成

歴史や思想を知っておくと便利です

山川出版社の用語集を使おう

日本史用語集というと

毛嫌いする人が多いですね。

「こんなにたくさん覚えられない!」

と感じるようです。

 

ところが実は用語集の方が楽なのです。

 

自分で手に取って考えてみればわかります。

 

まず、小さくて軽いから教科書や参考書より持ち運びがしやすい。何ならアプリや電子辞書がある。

 

小さい分、活字が小さいから説明が教科書や参考書より多い。だから、意味がよくわかる。

 

たとえば、用語集のP96

永仁の徳政令のところを読んでみましょう。

北条貞時のとき

越訴禁止

などいろいろ説明してあります。

 

で、ふつう、よくわからないのが

越訴

だと思います。

 

ところが

その下にまた、越訴の説明がちゃんと書いてあります。

 

悪党についても、

普通はこんなに詳しく説明してくれません。

異形異類(異類異形)とか…。

 

そんなわけで、意味がわかんない時は、用語集を読んでみましょう。