トマスワンニャン:富増章成

歴史や思想を知っておくと便利です

元老院憲法(日本国憲按)

山川教科書P276

元老院憲法草案は数次の案を経て、1880(明治13)年に「日本国憲按」として完成した。しかし岩倉具視らから、その内容が日本の国体にあわないとして反対され、廃案となった。

 

これはけっこうややこしい史料です

山川出版社の資料集P261)

岩倉具視憲法構想の史料

1881年天皇に上奏したものです)

欽定憲法の体裁をもつ

漸進主義(徐々につくる)

プロシア(ドイツ)の憲法が適している

「立法ノ権ヲ分タル、為ニ元老院(のちの貴族院のこと)民撰議院(のちの衆議院のこと)ヲ設ケラル

民撰議院ハ選挙法ハ財産制限ヲ用ウヘシ