トマスワンニャン:富増章成

歴史や思想を知っておくと便利です

金本位制の自動調節作用

金本位制の自動調節作用は、その昔は、政治・経済の授業でやってました。

 

アメリカからの輸入が増える

ドルを払うから、ドルが必要

ドル高・円安

金輸出

★ここでは、金平価が固定なので、

お金払うより、金払ったほうがいいわ

と思った瞬間(金の輸送量も含め)=金現送点

金が輸出されます。

金が減ると、兌換紙幣の円が減る

デフレになる

物価下がる

今度は(品物を)輸出するようになる

儲かる

ドル安・円高になる

アメリカの人が、「これ金で払ったほうが安くね?」

日本に金輸入される

兌換紙幣が増える

インフレになる

物価が上がる

外国に売れなくなる

また、買う方になる

(以上、無限ループ)

 

これを、金本位制の自動調節作用といいます。

要するに、インフレになったら勝手にデフレ、

デフレになったら勝手にインフレ