トマスワンニャン:富増章成

歴史や思想を知っておくと便利です

西廻り海運、東廻り海運

海運は時期に注意しましょう。

 

京都の豪商角倉了以

鴨川・富士川を整備

高瀬川とかを開削して水路をつくりました。

 

山里で切り出された木材が筏(いかだ)に組まれて送り出されます。

 

淀川・利根川信濃川

なども調べておきましょう。

 

琵琶湖・霞ヶ浦などの湖では、高瀬舟などの中型船や小舟を用いた舟運が発展しました。

 

また、河岸(かし)=港町が、陸上交通と船運との結節点として、様々な場所にできました。

 

17世紀前半に、大型の帆船を用いた菱垣廻船が大坂からから江戸へ、様々な商品を運送し始めました。

 

17世紀後半になると、江戸の商人河村瑞賢が、出羽酒田を起点とした江戸に向かう東廻り海運・西廻り海運のルートを整備しました。

 

18世紀前半、大坂・江戸間では酒荷専用の樽廻船が新たに運行を開始しました。

 

樽廻船はスピードが速く、近世後期には、菱垣廻船は衰退してしまいました。

 

[参照]詳説日本史探求(山川出版社

 

↓江戸の話を書いておきました。