受験生は、忙しくて知らない人も多いと思うのですが、
今、日本がヤバい
のです。
日本史がヤバいんじゃないですよ。日本そのものが滅亡しそうなのです。
GDP(教科書を見てね)が世界3位ですが、
一人当たりのGDPは、どんどん下がっています(人口で割ったやつ)。
あと、高齢化、少子化
そしてなんといっても人手不足と
売るものがない(半導体とか作れない)!
実は、日本が世界に輸出できるものは、
マンガとアニメとゲームとVtuberだけです(これらもいつかは、キリスト教・イスラム教国以外の国に取られてしまうかもしれません)。
スパコンがあるじゃないかと思いますが、どうなるのでしょうか‥‥。
とにかく、日本を支えるのは、オタク的コンピュータ系なのです(ちなみに、ほとんどのマンガは、ペンタブレットで書かれています)。
しかし、ヤバいからどうすりゃいいんだ、
自分にはどうしようもない!
と思うでしょう。
選挙に行けばいいの?
いやいや、そうではないのです。
日本史を勉強すれば、ヤバい時代を生き残ることができるのです!
日本がヤバかったのは、
まず、663年白村江の戦い
でしたねー。
唐・新羅が敵ですから、まあ、勝てないと言えば勝てない。
で、負けた後も、敵は、普通は九州を襲ってきます。
その後、瀬戸内海を通って、飛鳥に来るかもしれません。
天智天皇の即位です。
もし、敵が追っかけてきても、滋賀県なら琵琶湖がありますから、日本海側に移動すればまだOK。
ところが、その頃、高句麗(今の朝鮮民主主義人民共和国のあたり)が滅ぼされたので、日本には、何も来なかったわけ。
やばかったですねー。
次は、1019年刀伊の入寇ですね。女真族(満州の人)が襲ってきたんですよね。
やばかったですねー。
つぎ、あれも凄かったですねー。
あれでしょう。わかるでしょう。
元寇ですよ。
1274年 文永の役
1281年 弘安の役
あれって、普通は日本滅亡だったんです。
3回目、モンゴル来たらダメだったかもね。
この頃、神国思想というのが流行りまして、反本地垂迹説により、神が仏の上になりました。いざというときは、日本には神風が吹くという話でした。
教科書をよく読みましょう(地図が載っています。この地図と朝鮮戦争の地図を見比べて見ましょう。できれば、教科書に載っている朝鮮半島の地図を全部比較しましょう)。
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共通テスト対策
さて、あとは幕末は日本滅亡感がハンパなかったですね。
よく植民地にされなかったと、不思議に思います。
危機一髪でした。
幕末は、よくマンガ、アニメ、映画になっているので、わかる人も多いと思います。
そのあと、
日清・日露戦争、第一次世界大戦(対独の戦争)で勝ちまくってましたが、やっぱりアジア・太平洋戦争は、究極でしたね。
最近は、日本とアメリカが戦ったということを知らない若者もいるらしいです。
連合国に占領されて、よく復活できたものだと思います。
あの時も、日本のオワコン感は、今の比ではなかったのです。
さて、今は、こんなに目立ったヤバさはないのですが、
じわじわと日本が崩壊しつつあります。
でも、またなんか予測もつかないことが起こって、日本復活になるのかもしれません。
それには、日本史を勉強しておきましょう。
試験に出ることは、そのまま、私たちの直接的な問題と関わっています。
つまり「人ごとではない」ことが、試験に出ているわけ。
それは、教科書の終わりの方に書いてあります。
(「円高」「円安」のグラフとかが載っていますので、見ておきましょう)。
あと、円高、技術革新、バブルなどのよかった時代
反転して、
少子化、高齢化、技術力低下、長時間労働、低賃金、増税、スタグフレーションなど、悪くなってきた時代について考えましょう。
教科書には、かなり前から、日本はこうなるって書いてあるんですが、不思議なことに誰も読まないし、気にしてないんだよねー。
これからのことも書いてあるよ、中国とインドが日本よりすごくなるみたいなことと、日本が国際貢献〔わかるよね〕するのだと‥。
とにかく、
教科書の「バブル」という単語を拾って、その周辺をよーく読んでおいてね。
あと、日本からどんどん何かが外国に流れていっていることも読み取りましょう。
ちなみに、今、地価が高騰しています。そういうのは、次回の入試に出るところですので、教科書を早めに読んでおきましょう(これからタワマンをローンで買う人も読んでおこう)。