トマスワンニャン:富増章成

歴史と思想をくっつけるとちょっと便利

土倉の説明が、教科書で微妙に違う…

土倉といえば、室町時代の高利貸ですが、山川の「詳説日本史」(B309)のP138に写真が載っています。

 

火事で残った土蔵

土倉は、酒屋と並んで鎌倉時代の末から高利貸しをおこなったり、荘園領主の代官となって年貢を請け負ったりして、大きな富を得るようになった。その土蔵も火事の災難にしばしばあったが、すぐに再建された。

 

一方、山川の「日本史探求」では、ちょっと内容が変わっています。

 

火事で焼け残った土蔵

土倉は、酒屋と並んで鎌倉時代の末から高利貸しをおこなったり、荘園領主の代官となって年貢を請け負ったりして、大きな富を得るようになった。土倉の名称は質物などをおさめる土蔵をもったことによる。土蔵は燃えにくく、火災に強かった。

 

ニュアンスが微妙に違っている感じがします。

教科書の写真とその説明は、よく読んでおきましょう。

 

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